集団個別指導塾Q&A

インプット即アウトプット検証の枠組み【集団個別指導塾】105

前稿で、私は受験生である生徒の皆さんに

もう土台を築くとか
長期的に見て効果を上げるとか
丁寧に1つずつとか・・・
そんな時期ではない

【インプット即アウトプット検証】
の時期を迎えている

今、自分が学習した1時間が
本当に実力につながる努力であったか

それを感情ではなく
アウトプットのトライにて検証すること

と、お伝えしていると述べました

そこで、本稿では、具体的な事例を
紹介させて頂こうと思います

現在生徒の皆さんには、再度これまでに
受験した模擬試験の結果確認をするよう
にお伝えしています。その時に大切にし
て欲しいことは、偏差値ではなく・・・

どの問題や内容を間違えているのか

その部分の理解不足の程度はどれくらい
であるか、まったくできていないのか、
それともある程度は理解できているのか

短期間で復習すれば得点化できる単元は
どれか、などを自分なりに分析して判断
をしてもらいます

そしてその判断を私に伝えてもらい、必
要であれば助言をして、1つ1つ弱点を
減らす学習に進んでもらいます

その流れは

要望のあった単元事項の復習プリントを
PrintBarまたは自宅にて学習する
(その際に範囲が広すぎないように、
コンプリ・プチシートの概念で準備)
解説が詳しい詳解型のプリントです

その教材を配布する時に、学習時間を
定め、その直後に受験してもらうよう
にPBテストを同時配布する

そしてPBテストは受験し置いて帰る

翌日私が採点して、結果を自己確認で
きるような
環境を用意して、補うべき
部分の指示
と、必要プリントの配布と
説明をする

自分で目処がついたと思えたら、さら
に全国の入試過去問から作成した確認
テストで、6割が取れるまで継続する

そして一度目のアウトプット受験以降
の管理は、自分で進めることが約束

私は本人指定の次回学習日には、次の
対象分野のファーストアタックを用意
して、受験までに1つでも多くの弱点
補強の環境を用意する

このような流れになります
なお、自身の模擬試験結果から復習を
すべき単元が判断しやすいように、
下記のような単元リストを、今回配布
しています

Download (PDF, 218KB)