集団個別指導塾Q&A

ICT教育への関心度《東高西低》の現状に向けて 法人化について2【集団個別指導塾】85

前稿で私は次年度以降の法人化に関連して
下記のように記させて頂きました。

生徒さんと保護者様へ、適切で温かみのある学
習環境をご提供するために、学校様と教育業界
の企業様と塾人の出会いの場を創出す
ることで
す。
この想いは、私の塾人人生40年あまりの
経験と、10年間お役を頂戴して学ばせて頂い
た塾団体の役職経験から生まれました。

そして役職を退いて2年間を経ても、その想い
は消えることなく、さらに確固たる確
信へと、
私の心の中で育ちました。
その確信とは、上記の出会いの場の創出が、
徒さんと保護者様にとり、また学校様・
企業様・
塾人様にとり、間違いなく全方面
にとっての幸
せにつながるというものです。

この情報を共有し、共に有効に利活用
する場の創出、これが新事業の柱とな
ります。そして、この事業案が生まれ
た背景には、私のICT教育業界におけ
る現状認識が根底にあります。
その一例は下記に示させて頂きます

2024年度 ICT教育関連展示会参加者数

●EDIX東京 5月8日~10日開催
8日 (水)     7405人
9日 (木)     9064人
10日(金)    10013人
合計参加者数    26482人

●関西教育ICT展 7月25日~26日開催
25日(木)     3850人
26日(金)     3038人
合計参加者数     6888人

●EDIX関西 10月2日~4日開催
2日(水)      1716人
3日(木)      1751人
4日(金)      2129人
合計参加者数     5596人

私はこの10年ほど、これらの展示会に
可能な限り参加して、定点観測してきま
した。また様々な企業様ともお話をさせ
て頂き、私の現状認識と同様の感想を各
企業様からもお聞きしてきました。

それは・・関東と関西における
ICT教材・教具への
【関心度合いの差】

という事実です

私がここで重要だと感じているのは
そもそも教育におけるICT活用は
地域性や主義主張を乗り越えて
最終受益者である生徒さんへの幸福
を提供するための検討課題であるは
ずです。採用するかどうかではなく、
まずは指導者側が触れて体験するこ
とから得られる経験値を増やすこと
こそが、教育活動の可能性と柔軟性
を生み出す契機となるはずです。

その意味において、【東高西低】と
いう全体的な関心傾向を改善する必
要があると私は感じています。

もちろん、その取り組みには関西に
おいて、既に積極的な活動を運営さ
れている教育機関の皆様の経験値か
ら学ばせて頂くということも含まれ
ています。

これらの想いから、私は次年度から
このような場を創出するために塾人
として出来ることを考えながら、事
業化を進めていきたいと思います。