私が塾業界にアルバイトで入って、最初の最初に
させて頂いた授業は、中3夏期講習の国語でした。
そしてその後、自塾でワンオペ体制になるまでは、
数学と国語のみを担当し続けてきました。
そんな経緯もあり、私にとって国語指導は、本当
は正規授業の枠組みに入れたい科目であり、その
模索はずっとしてきました。中学生に対して国語
指導を行うことは、単にテストの得点を上げると
いうことではなく、彼ら彼女らの目の前に映る様
々な光景に対して、じっくりと落ち着いて考え感
じることの大切さを伝える意味があると、私は思
っています。
でも・・・限られた授業時間数の中で、通塾日も
増やしにくい生徒さんの環境を考えると、どうし
ても実施の目処を立てることができないまま、年
月を経てきているのが実情です。
ところがそのような中、中学校の定期テストが、
初見の文章による作問へと急激にシフトしだした
ことや、受験における得点力の劇的な低下という
問題が顕著になってきました。それは他の科目の
成績上昇の成果を完全に覆い隠すほどの破壊力が
ある問題に変容してきているのです。
このような状況から、中3生は受験講座で、お盆
以降には国語指導を継続的に実施するように近年
はしており、その成果は確実なものとなっていま
す。その一方で、当塾でいうなら、中2生の国語
指導については、現実的に何も出来ていないのが
現状です。
今回生徒さんからの要望もあり、また私の危機感
もあり、何らかの手を打つべく現在検討をしてい
ますが、過去に実施した別途有料の【国語塾】の
開講という方法は選択できず、なんとか他の方策
で成果を出す方策を現在模索中です。近日中には
結論を出し、生徒さん・保護者様にご案内をしよ
うと考えており、当ブログでもお伝えしたいと考
えております。