3月18日から運営を開始する塾では
毎回の授業時に《本日のお品書き》を配布
することとしています。
これには下記の想いが込められています。
まず1つ目は、当塾の授業を1回ごとに
1作品と捉え、会席料理のコースの様に
一期一会の緊張感と責任感をもって準備
し、お迎えするという想いです。
料理人が仕入れと仕込みを通じて最良の
お献立を組み立て、お客様がお越しにな
る前にすべての準備を整えるように・・
私もあらかじめ準備できることは
すべて準備をしてお迎えします。
具体的には、集団指導の授業部分では
従来のようにその場で板書を書いていく
のではなく、基本部分はすべて先に用意
することとします。
さらに実際の生徒さんの理解度に合わせ
予定を修正する場合の板書も、枠組みは
すべて事前に完成させておきます。
これは当塾では電子黒板を使用していま
すので、私が手間をかければ十分に可能
であることは、すでに実証実験済みです。
次に、もう1つの想いは、受講する側の
生徒さんにとっても、利点が多いことが
明らかであるからです。
例えば、私達が何かの説明会に出る場合
全体の工程が示されているのと、そうで
ない場合では、疲れ方が違います。また
内容が事前に示されていて受け手の心の
準備がある場合と、そうでない場合では
理解度も格段違います。
しかしながら、これまでの私の授業では
生徒さんは西川が何を話すのかは聞くま
で分からないし、今日は何を理解して帰
ることが出来るかも最後まで分からない
状態でした。これでは生徒さんも本当に
大変であろうと思います。
これらの考えから、今春からの新規塾で
は、毎回《本日のお品書き》を机に置き
皆さんをお迎えすることと致します。
なお、この《お品書き》は、毎回分を、
当ホームページにもアップし、保護者様
や、欠席した場合の内容確認にも役立て
て頂く予定にしております。
授業は年間を通じたものではありますが
同時に1回ごとの大切さを、まずは私が
自分を律することで高品質なものとして
築き上げていきたいと考えています。